医院名:歯科 島津医院
住所:〒190-0021 東京都立川市羽衣町2丁目44−25
TEL:042-527-8148

むし歯治療

治療で大切にしていること

治療で大切にしていることむし歯治療では歯を削ることもありますが、歯は一度削り傷ついてしまったらもう二度と元に戻ることはありません。詰め物や被せ物を使った歯科治療を行うと歯が戻ってきたように感じるかもしれませんが、残念ながら健康な歯に戻った訳ではないのです。
また、むし歯治療を行っても今までと同じケア方法ではまたむし歯が再発してしまう可能性も高くなります。むし歯が出来たら治療することは可能ですが、それを何度も繰り返していくとそのうちに自分の健康な歯はどんどん無くなり、更に残った歯も弱くなっていってしまうということに。
だからこそ、当院では大切にしていることがあります。
それがMI(Minimal Intervention)治療と呼ばれる、歯をなるべく削ったり抜いたりしない治療法です。出来る限り患者様ご自身の大切な歯を残し、生涯ご自身の歯を使い続けていけるように当院がサポートさせていただきます。
治療後の予防やケア、メインテナンスに一緒に取り組み、大切な歯をいつまでも守っていきましょう。

むし歯の進行状態

C0

C0痛みがなく自覚症状も見られずむし歯の治療としてフッ素塗布やブラッシング、予防治療をで問題ありません。
このときに歯科医院に通うことで歯を抜かない・削らないで長くご自身の歯を大切に使うことができます。

C1

C1C1は初期状態のむし歯で、歯の表面のエナメル質に少し穴が空いた状態です。むし歯部分が黒、茶色く見えることもありますがこの状態では痛みや症状もないため、むし歯とは気づかないことが多いです。

C2

C2C2はC1より更に進行した状態のむし歯で、エナメル質より下の層の象牙質にまでむし歯が広がってしまった状態です。冷たいものや熱いものが染みることもありますが、このような症状を感じない場合もあります。C2の状態なら3回ほどで治療を終えられることがほとんどです。

C3

C3C3は象牙質を突き抜け、歯の神経(歯髄)にまでむし歯が進行してしまった状態です。冷たいものや熱いものが染みるだけでなく、夜眠れないほどの強い痛みが出る場合もあります。C3の状態まで達してしまうと歯の神経への治療が必要となるため、治療回数は多くなります。

C4

C4C4はむし歯が進行してしまったことにより歯の頭が崩れ落ちてしまい、歯の根だけが残っている状態です。歯の神経が死んでしまっているため痛みが無い場合もありますが、歯の根の奥にまでむし歯菌が到達すると激痛が起こることもあり、場合によってや顔の腫れや高熱が出ることもあります。進行度合いによっては歯を抜かないといけないことがあります。

むし歯は早期発見と早期治療が大切です。

むし歯は早期発見と早期治療が大切です。当院では、歯を抜くことは最後の手段と考えています。
自分の歯を可能な限り残してあげるためにも、むし歯治療は早期発見、そして早期治療が大切です。
いつまでも自分の歯で美味しく食事をしたり楽しくおしゃべりをし続けていくためにも、普段から口腔内の環境を良くすることはとても重要。歯やお口の中について、何か気になることがありましたらなるべく早めにご来院ください。

根本から改善するむし歯の予防

根本から改善するむし歯の予防むし歯になったら削り、穴を埋めて治療して、そしてまたむし歯になっては治療する…それでは根本的な原因である「むし歯」はいつまで経っても改善されたことになりませんよね。
この悪循環を断ち切るために大切なのが「むし歯の予防」です。むし歯になることがなければ、そもそも歯を削る必要がありませんよね。

むし歯治療の後に適切な対策、つまりむし歯の予防処置を行えば、むし歯の再発を押さえてこの悪循環を断ち切ることが可能になるのです。

むし歯を引き起こす原因となっているのは、むし歯菌が作り出す「酸」です。

  • 細菌コントロール…むし歯の原因となる酸を作り出す細菌の数を減らします
  • 食事指導…むし歯菌が酸を作り出しにくい状態にします
  • 歯質の強化…歯を強化することで、むし歯になりにくい歯にすることが出来ます

以上のようなむし歯の予防処置を行うことで、むし歯の根本的な原因が改善されていきます。それによって「むし歯にならない」という、本当の意味での治療を実現することが出来るのです。

できるだけ神経を抜かない治療

むし歯の進行度合いによっては歯の神経を抜く必要がある場合がありますが、歯の神経は抜かない方が歯の寿命は長くなります。
そのため当院では、虫歯の位置や大きさなどの条件が合えば、可能な限り神経を保存出来るようMTAセメントなど歯科材料を使ったむし歯の処置を行っております。

マイクロスコープを使った根管治療

◆根管治療が必要な症状

マイクロスコープを使った根管治療

  • 何もしなくても歯が痛む
  • 噛んだ時に痛んだり、響く感じがする
  • 歯の奥の方の歯茎に痛みや違和感を感じる
  • 痛みや違和感を感じるという部分に口内炎や出来物がある

以上のような症状が出ている場合には根管治療(歯の根の治療)の必要があるかもしれません。むし歯が進行し、歯の神経がある場所まで到達してしまった場合、神経が炎症を起こしている場合、神経が死んでしまった場合などには「根管治療」と言って、歯の神経を抜くという処置を行う必要があります。

◆根管治療の流れ

根管治療ではまず、レントゲンを撮影します。患者様のお口の中の状態によってはCT撮影を行う場合もあります。検査で状態を確かめたら、細い器具を使って歯の神経の残骸を除去していきます。細菌を残さないようにしっかり綺麗にしたら再び感染を起こさないように蓋をします。以前この根管治療を行ったものの再度感染してしまったという場合や、それに伴って膿が出来てしまったという場合にも根管治療を行います。

◆当院の根管治療の特徴

当院の根管治療の特徴根管治療では根管内から可能な限り細菌を除去すること、そして再び感染をさせないことが重要です。
CTを用いて歯の根の形や膿の状態など詳しい検査を行い、更にラバーダム、マイクロスコープ、超音波、Ni-Tiファイル、MTAセメント、バイオセラミックスなど、患者様一人一人に最も適した治療法を選ぶことでできるだけ歯を削らない、再発リスクの少ない、より精度の高い治療を実現することが出来るのです。

当院の根管治療の特徴また、根管治療は暗く狭い歯の根治療のため、どうしても肉眼では見えにくい部分です。当院では従来のような歯科医師の経験や勘のみに頼るような治療ではなく、マイクロスコープを使用した肉眼の3~20倍に拡大した視野で高度なレベルの治療を行っております。
更に根管治療には十分な時間をとって診療にあたり、再感染リスクを低減させるためにも治療回数をなるべく少なくすることに努めております。
通常の根管治療で感染が除去出来ない場合、もしくは再感染防止が出来ない場合には「歯根端切除術」といって歯の根の先端部分の感染物を切除・除去する外科的な処置を行う場合もあります。

むし歯の進行度合いやお口の状態は患者様によって異なるため、様々な治療法があります。歯科医療は日々進歩していますが、当院では患者様の状態に合った治療方法の提案させていただき、また、内容についても詳しくご説明させていただきます。
まずはお気軽に当院までご相談ください。

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